観音寺城の跡
2009年5月3日、近江源氏ゆかりの観音寺城跡を訪ねました。
標高432.9mの繖(きぬがさ)山の頂の近く、標高395mの場所に本丸跡があります。
JR安土駅で下車。改札は琵琶湖側のみですが、地下道で反対側へ簡単に出られます。
まず、近江源氏ゆかりの沙沙貴神社へ向かいました。歩いてすぐです。
近江源氏の末裔である乃木大将が植えられた松です。
沙沙貴神社付近から見た繖山。頂上付近に観音寺城跡があります。
1時間ほど歩いて・・・
ようやく表参道の入り口(繖山の南側)です。日吉神社の左側を進みます。
登っていくと・・・
駐車場に着きました。車で来た方も、ここから上は石段を歩くしかありません。ちなみに、看板の地図に載っていない別の方向からなら、車で観音正寺まで到達することができます。
さらに登り続けます。
観音正寺に着きました。聖徳太子ゆかりのお寺です。
観音正寺へ参詣した後、横の細い道を進みました。この後、観音正寺に戻るまで人に会うことはありませんでした。観光客のほとんどは、観音正寺が目的で観音寺城跡には関心が無いようでした。
石垣が点在しているだけの廃墟ですが、観音寺城は南近江を治めていた六角氏の居城であり、感慨深いものがあります。
観音寺城跡→観音正寺→駐車場と、来た道を引き返しましたが、駐車場からは表参道へ戻らず林道を歩いてみました。長時間歩くのが嫌な方は、マイカーやタクシーでこの林道を使うのが賢明でしょう。安土駅から徒歩となると、表参道を使うにせよ林道を使うにせよ、往復で4時間ほど歩くことになります。